敬老会にて雅楽演奏

いつも尺八演奏のボランティアでお世話になっているデイサービス「しおさい」さんから声がかかり、特養「せとうちホーム」にて13日に敬老会とフェスティバルに赤穂雅楽同好会が出演しました。

雨の心配もありましたが、いいお天気なり瀬戸内の海が美しく見えるホームに特設ステージが設営され、地元の小学校マーチングバンドの演奏、はばたんと陣太くんのゲームのあとガラッと志向が変わり雅楽演奏になりました。

雅楽の演奏者が着る直垂姿に着替えると、せとうちホームの若い職員さんが「いやあ～懐かしいわ、実家で雅楽をやっていたわ」というではありませんか。

色々話をしていて「一度練習を覗いて下さい、よかったら一緒に練習しましょう」ということとなって、「私は笙を習いたい」って話になりました。

また、ステージのそでで出番待ちしていると、車いすに乗ったおばあさんが笙を見るなり、「これ、うちの主人が吹いていた、趣味でやっていた」と言われるのです。雅楽をされてる人がいることが驚きで、聞いてみると笙の楽器も家にあるとの事。

老人ホームで雅楽に縁のある二人の人と合うなんて、なんだか雅楽も珍しくなくなってきました。

演奏曲は「平調音取」「五常楽急」「荒城の月」「赤とんぼ」の四曲でした。