赤穂義士命日追慕コンサート「尺八と琴の演奏会」

2月4日は赤穂浪士が主君の仇討ちをした後、それぞれ預けられていた大名屋敷にて46名が切腹命日です。あれから312年が経ちました。

12月14日の討ち入りの日は義士祭などでよく知られていても、命日の日はよほどの忠臣蔵つうでないと知らないでしょう。事実、赤穂に住んでる私も知らなかったのです。

義士のお墓がある、東京の泉岳寺赤穂の花岳寺でも法要があるそうです。
(ちなみに赤穂の殿様、浅野内匠頭の命日は3月14日です。そう言えば義士祭の12月14日は吉良上野介の命日でもあるんですね。)

そんなことで、毎年大石神社では命日祭が行われていまして、義士祭のような特別イベントはなくて「大根焚き」をするくらいだったそうです。

そこで先日、私が尺八のにわか弟子となり師匠となった篠原欣山先生が音頭をとられて、追慕の演奏会が開催される事になりました。

今回第一回の追慕コンサート邦楽の調べ「尺八と琴の演奏会」です
尺八と琴で10曲演奏されました。

司会の方は色んな忠臣蔵のエピソードを話して下さいました。
大石神社の飯尾宮司さんは「昨日は節分祭でしたが今日は何の行事ですか?」と聞かれ、赤穂義士の命日の認知度が低いので、こういう催し物も有り難いと話して下さいました。

都山流本曲「若葉」は篠原先生の指揮です。
「春の海」は尺八篠原欣山先生、琴は娘さんの清原尚子さんでした。
他にも難しい「桜ゆらら」、追善曲 神仙調「朝霧」、「六段」など生演奏で聞くのは初めてだったので、耳の肥やしとなりました。

ちなみに4月12日(日曜日)には「春の義士祭」があります。12月14日の義士祭とは趣が変わって、春は女性の義士行列があります。これには我が「赤穂雅楽同好会」も、みちがくでパレードに参加します。今年で3回めの出演です。
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