源氏物語屏風と龍笛「浦千鳥」

こんな近くにお宝が!
近くに「田淵記念館」があり豪商の美として展示されていたのが、源氏物語の屏風。
元、塩問屋で名高い田淵家のお宝にこんなすごいのがあったのです。
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源氏物語の「若菜下」の帖の中の一場面を描いている。
正月二十日、源氏の邸宅である六条院で催された女楽の様子。
画面左、向こうから紫の上が和琴、女三宮が琴、手前の明石の女御が琵琶を弾く。
御簾の外では夕霧の子供が龍笛、玉蔓の子が笙、夕霧が箏の琴で調子を合せている。
との説明がありました。(江戸時代中期のもの)

平安貴族は、歌と楽器のたしなみが当たり前で優雅な世界ですね。
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また、となり町坂越の廻船問屋を営んでいた奥藤家(現在は奥藤酒造として有名)では、これも江戸時代後期(今から200年くらい前でしょうか)の龍笛「浦千鳥」の展示がありました。
「浦千鳥」とは、篳篥の名器「海賊丸」のような龍笛の呼び名でしょうか?
よくわかりません。
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