里親登録とお正月里子預かり

ついに里親登録が出来ました。

 一昨年、知人であり但馬地区里親会の会長をされているSさんが突然うちに訪ねて来られて、里親活動について熱く語られ、里親になることを勧められました。

 兄夫婦の里親経験を見てきているし、身近なところに母親に精神障害があって子供5人が施設にいる方との、数年間のお付き合いもあったので、里親に全く縁のない事はなかったので、家内と相談し子供たちも賛成してくれたので里親登録しようという事になりました。

それで赤穂市役所の福祉課を訪ねましたら「姫路こども家庭センター」に連絡して頂き、里親登録へのスタートを切りました。

9月25日には「天理教里親連盟創立30周年記念大会」に家内が出席したり、神戸の「天理教兵庫教務支庁」にて里親の研修会があったりと、里親の事を学ぶ機会にも恵まれました。

 姫路こども家庭センターへは2度ほど家内と足を運び、里親になるための研修会などの流れの説明を受け、平成24年10月20日、神戸市総合福祉センターにて「養育里親基礎研修」を受けました。
講義やビデオ、意見交換やグループ討議と、基礎的な事を研修しました。
若いご夫婦が多かったのには驚きましたが、そのほとんどが私達のように「養育里親」でなく、子供が無くての「養子縁組」前提の方でした。

11月12日、基礎研修の実習として児童養護施設乳児院「神戸少年の町」へ行きました。
ここはゼロ歳児から18歳の子供が生活しているキリスト教系列の施設でした。

その後、養育里親 認定前研修が神戸で2日間あり、予定では12月だったのですが日程が都合がつかず、年明けて今年の6月1日2日に受講しました。10時から午後3時までみっちりと講義・研修でした。実際に里親をされている方のお話もあり、キレイ事だけではすまない、やっとその覚悟が出来たのです。

最後の実習は、地元の近くのいくつかの施設の中から選べ、日程など都合のつく施設を調節します。
私達は6月24日25日に赤穂郡上郡町にある「泉心学園」に実習となりました。
園長先生から色んな実情も聞き、実際に子供たちと触れ合う中に、衝撃を受けたり考えさせられたりしました。

そして最後に、沢山の必要種類の作成をし、7月4日付にて 「養育里親認定前研修の修了証書」を手にし、里親
認定、登録へとこぎつけたのでした。

里親登録が済んでもなかなか子供を預かるまでは時間がかかると聞いていましたが、なんと早速に年末年始あずかって頂けますかと連絡があり、こちらの希望も聞いて頂いて12月28日から1月4日まで4歳の男の子を一週間あずかることになりました。