ゴールキックとノーサイド

日曜日テレビで早明戦を観た。検討むなしくも明治が負けた。

超満員の国立競技場。
改修工事を控えた同競技場で行われる最後の早明戦だからだろうけども・・・
去年の大学選手権の決勝戦「天理大と帝京大」のガラガラの国立とは大違いだ。
さすがに伝統の一戦

天理と帝京の時、天理大学の立川選手は、ゴールキックを結構はずしていたよな。
PKを狙わずに向かっていった作戦には文句はなかったが、あのキックが決まっていたら同点優勝、もしくは勝っていたかもと思うと・・・今でも残念だ。

ラグビーゴールキックにはいつも息を呑むものがあるよな。
(この前のジャパン対オールブラックス戦でも、あの観衆の中よく決めていたよ)

テレビで放映されなかったからか、国立競技場での試合後歌ったユーミンの「ノーサイド」。
ユーチューブの再生回数がすごい。たった3日間で10万回超えている。新聞も各誌書いている。

ノーサイドの歌詞にあるように、「しめくくるキックはゴールをそれた・・・」
1984年にリリースされたあの曲には、こんな誕生秘話が・・・
その年の花園での全国高校ラグビーの決勝戦天理高校大分舞鶴に18対16とかろうじて勝って優勝をきめた。
大分舞鶴の最後のゴールキックがはずれ、そしてノーサイドのホイッスル。あのキックが決まっていたら同点優勝だったのだ。
その試合をモチーフに書かれた曲だそうだ。早大SO本城のきっかけで出来た曲ともいわれている
ラグビーファンにはよく知られた話なのだそうです)
あまり聞かなかったユーミンの「ノーサイド」を聞いてみた・・・しんみりとした深い詩でした。

国立競技場で試合観戦したのは過去に一度だけある。
僕が東京にいた1979年1月3日の大学選手権決勝戦。「明治対日体大戦」だ。
天理高校の同級生のラガーが明治と日体大にいたのでどちらも応援した。
明治の仲谷とは東京で一緒に遊んだりもしてたから、どちらかといえば明治を応援してたかな。
結果は日体大が優勝した。日体大には双子の奥野兄弟がいた。

ラグビーはいいよな。自分は痛い思いをしていなのに、選手がぶつかり合うと興奮してくるね。
お正月は花園へよく行った。
今は、立川選手のいるクボタと神戸製鋼も応援している。
ワールドカップ待ち遠しいな。